瞼の裏の物語
最近は見えなくなりました。
この展覧会が始まるまでは時々見ていたのですが。
なかなか眠れない夜、もう少しで眠れるという一歩前、
瞼の裏でチャップリンみたいなおじさんが踊り出します。
黒地に白で描きおこして、
ミニチュア?粘土?のような質感で、
物語が始まります。
夢じゃなくて、眠りの合図のようなものだから、
起きた後もおじさんのことを覚えていなくて、
保存しっぱなしで書きかけのブログ。
一年が経ってしまった。
今日、これを投稿したら、やっと「瞼の裏の歌」終われます。
きっと言葉が見つからなかったのだと思う。
おじさんはもういない。
誰も連れて行ってくれないけど
今夜も瞼の裏の何かをなぞって眠りにつこうと思います。
まとまらないつたえる方法
なげやりな夜
忘れていた長い時間がわたしをほうり出す
あとは瞼を閉じるだけ。