2017-09-17

瞼の裏の歌


瞼の裏の物語







最近は見えなくなりました。
この展覧会が始まるまでは時々見ていたのですが。





なかなか眠れない夜、もう少しで眠れるという一歩前、
瞼の裏でチャップリンみたいなおじさんが踊り出します。
黒地に白で描きおこして、
ミニチュア?粘土?のような質感で、
物語が始まります。
夢じゃなくて、眠りの合図のようなものだから、
起きた後もおじさんのことを覚えていなくて、









保存しっぱなしで書きかけのブログ。
一年が経ってしまった。
今日、これを投稿したら、やっと「瞼の裏の歌」終われます。
きっと言葉が見つからなかったのだと思う。
 おじさんはもういない。
誰も連れて行ってくれないけど
今夜も瞼の裏の何かをなぞって眠りにつこうと思います。

まとまらないつたえる方法
なげやりな夜
忘れていた長い時間がわたしをほうり出す


あとは瞼を閉じるだけ。



 











2016-10-28

本は鳥になってとべる





凧(ページは空をまう)




凧(本は鳥になってとべる)











2016
あがらない凧を作りました
ただ、天井から糸で吊るしています
ノートの切れ端のように

凧あげがすきです
空が海となり
海(空)から伝わる糸の振動が
大きな魚を釣っているようです

風が遊んでくれて
おもしろいです

ピンと張った糸の両端にある
凧と私は同じ重さで
ヤジロベエか天秤のように
釣り合いが取れてて
突然ひっくり逆転して
私が空をとんでいます









2016-10-25

果物の骨


朝を知らない夜の窓
















2016-10-11






凧/あか(太陽だけどとべない)

2016

タイの紙、針金、糸










太陽に光をあてるのは誰



影ある太陽
穴あき太陽
四角い太陽














2016-09-26

おおきな読書の秋








「すみません、一番おおきな本ください。」




「よいしょ。」




「カバーはお付けしますか?」

「結構です。」





「わー。おもしろそう!」






















眠くなっちゃった。















2016-09-24

16歳


9/23


















去年、
津奈木町で出会った中学生の女の子が
高校生になって、
絵をみにきてくれました。



制服とっても似合ってるよ。






今日が16歳の誕生日なんだって。

来てくれてありがとう。
おめでとう。










2016-09-20

冊子にスリップ









届きました。









「瞼の裏の歌」小冊子

作品の一部とこの夏に撮った写真などが載っています。
(A5版20ページ)


店員さんが、冊子にスリップ(売上げカード)を挟んでくれて、うれしかった。
(スリップのことがスキだ)
¥500で販売しています。












また、
冊子または作品をお買い上げの方でご希望の方には、去年つなぎ美術館で開催した個展「文無日記/風にねんかかる」の記録集を差し上げます。









2016-09-19

次郎さん
















作品は50点
新作はそのうち30点
次郎書店のことを思いながら制作しました。

絵、小立体、陶、映像があります。


そうでした、ギャラリーの名前は
Gallery Jiroです。







そしてそんな一角


9/17
本屋さんの一角で
はじまりました。



開店と同時に本を楽しみにしているお客さんがやって来ます。
子供もやって来ます。
放課後、男子たちもやって来て漫画を買っていきます。
そんな地元の本屋さんです。